江南市でバッテリー上がりなら3980円～最短30分

江南市の特徴

江南市は愛知県の北部に位置する市で、一宮市や岩倉市、小牧市や丹羽郡大口町、また扶桑町や岐阜県各務原市と隣接しています。人口は約9万7千人で、市の木はクロガネモチ、市の花はフジです。1954年に丹羽郡古知野町・布袋町、葉栗郡宮田町・草井村の3町1村が合併して発足しました。「江南」という市名は、市内を流れる「木曽川の南」を意味していますが、木曽川を「江」と表現したのは杜甫の漢詩「江南逢李亀年」に由来しています。『グンゼ』や『森永乳業』の工場などが集積する、工業都市として発展しています。またカーテンに使用する生地繊維製品の生産量は日本一を誇ります。市内を名鉄犬山線が通り、『江南駅』が市の中心駅となっています。『稲木神社』や『川島神社』という式内社が現存するなど、歴史的な史跡や神社仏閣が数多く残っているエリアです。また『布袋の大仏』や、『すいとぴあ江南』など、観光スポットも充実しています。藤の季節になると『曼荼羅時』で『江南藤まつり』が開催され、たくさんの江南市民を集めて賑わいます。

シンプルで深みのある名産和菓子！『尾張ういろ』！

江南市五明町太子堂にある和菓子店が『尾張ういろ』です。厳選した米粉だけを使用して、2時間かけて蒸した「ういろ」は、他にはないコシのある仕上がりとなっています。また素材選びにもこだわりがあり、お店の「ういろ」に合うように製粉されたこだわりの米粉を、指定業者から仕入れています。また味の追及をするためすべて手作りとなっています。そのため少量しか作れず、希少性も高いです。商品ラインナップのひとつ『白』は、米粉と砂糖だけで作る一番シンプルな「ういろ」です。また『黒』は、沖縄産の黒糖で作る「ういろ」のことになります。『抹茶』は「ういろ」に適した抹茶を贅沢に使用した「ういろ」です。『濃抹茶』は西尾産抹茶をふんだんに使用して作った、濃厚な抹茶「ういろ」になります。さらに『さくら』は、桜の葉を塩漬けにしたものを生地に入れた「ういろ」のことで、春限定商品となっています。他にもよもぎを練りこんだ「ういろ」、『よもぎ』や、こしあんを練りこんだ生地に大納言小豆を贅沢にのせた『あずき』があります。

「おうじょうこく」の意味とは？愛知の方言！

江南市が位置する愛知県に伝わっている方言をいくつか紹介していきます。一つ目が「おうじょうこく」です。どのような意味か、想像できるでしょうか。「おうじょうこく」には「困る」または「苦労する」という意味があります。「あの子を育てるのには、苦労した」と母親がつぶやくときがあるかもしれません。このような場面で愛知の人は、「あの子を育てるのに、おうじょうこいた」などと言います。仕事や勉強の場面でも「おうじょうこく」は登場します。次に紹介する愛知の方言が、「おぼこい」です。「おぼこい」には「子供っぽい」「幼い」という意味があります。まだ幼く思える人に対して使う言葉で、「まだ、おぼこいな」などと言って、からかうこともあります。最後に紹介するのが「おっさま」です。「おっさま」には「お坊さん」という意味があります。法事の前に家族に対して「お坊さんが来るよ」と声をかける場面がありますが、このような時、「おっさまがみえるでね」などと言います。

江南市の式内神社！『稲木神社』と『川島神社』

江南市は昔から人が住んでいた歴史ある街で、『延喜式神名帳』に記載されている神社があります。一つ目が江南市寄木町稲木に鎮座する『稲木神社（いなぎじんじゃ）』です。江戸時代には『天道宮』と呼ばれていたことから、「お天道さん」と呼ばれています。古代の氏族・稲木別が祖先の大中津日子命を祀り創建したと伝わっています。御祭神は天照大御神と大中津日子命です。1724年の神仏習合により『天道山高照寺』として臨済宗の寺院となりましたが、1868年の神仏分離により「稲木神社」に戻っています。二つ目の神社が『川島神社』です。御祭神は水波売神です。創建時期は不明ですが、聖武天皇の時代に創建されたと伝わっています。江戸時代には『午頭天王』と称していましたが、度重なる洪水によって廃れ、後年になり「川嶋神社」として再建され、1898年に「川島神社」に改称されました。このように江南市には、古くから歴史を刻んでいる神社があり、古代から崇敬されてます。