入間市でバッテリー上がりなら3980円～最短30分

入間市の特徴

入間市は埼玉県の南西部に位置する市で、狭山市や所沢市、飯能市や東京都青梅市、また西多摩郡瑞穂町と隣接しています。人口は約14万6千人で、市の木はケヤキ、市の花はチャノハナです。市域の南部には狭山丘陵の豊かな自然が広がり、入間川、霞川などの河川が流れています。奈良時代や平安時代に、窯が操業されていた跡が遺跡としてみつかっています。江戸時代には日光脇往還と大山道の宿場町として栄えました。1938年に『陸軍航空士官学校』が開設し、現在の『航空自衛隊入間基地』になっています。1966年に武蔵町が入間町となり、市制施行し入間市となりました。「入間」という市名は律令制以来の郡名「入間郡」に由来し、一般公募によって選ばれました。「入」の字は「豊かな収入」を、「間」の字は「太陽を囲んだ平和な生活を営むこと」を表現していると言います。工場の誘致が盛んで、県内有数の工業都市となっています。特産品は『狭山茶』です。都心への交通アクセスが良好なことから、ベッドタウンとして機能しています。

入間市の特産品！『狭山茶』！

入間市の特産品として、全国規模で有名なのが『狭山茶』です。「狭山茶」は狭山という地名がついていますが、入間市が狭山茶全体の6割を生産しており、入間市の特産品と胸を張れるものです。入間市の茶産地としての歴史は、鎌倉時代まで遡れるほど長いものです。静岡茶や宇治茶と並び「日本三大茶」と言われることもあります。この三大茶を比較する有名な言葉に、「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」というものがあり、味は日本一と昔から言われています。江戸時代は入間市から所沢市にかけて「川越藩」だったため、『河越茶』と呼ばれていました。ちなみに「狭山茶」という名前の由来は、狭山市ではなく、「狭山丘陵」に由来します。現在の狭山市は元々「入間川町」という名前でしたが、現在の入間市である「豊岡町」との合併を視野に入れて、狭山市としました。しかし、合併が行われなかったため、地名が入れ替わるような複雑な状況が生まれています。

「はぐる」の意味とは？埼玉の方言を紹介します！

入間市がある埼玉県に伝わっている、独特の方言をいくつか紹介していきます。その一つが「はぐる」です。標準語県の人が「はぐる」と聞くと、「はぐれる」という意味かと思うかもしれませんが、埼玉の方言で「はぐる」には「しそこなう」という意味があります。例えば泊りがけの旅行に行く前に、宿泊のためのホテルを予約するかもしれません。このときホテルの予約をしそこなったとき、「ホテルの予約をはぐってしまった」と言います。同じように「チケット予約はぐると、電車に乗れないぞ」「電車に乗りはぐって遅刻した」などと埼玉の人は言います。次に紹介する方言が「おぞい」です。「おぞい」には「頭が良い」という意味があります。「彼は頭が良いからな」というとき、「彼はおぞいからな」などと言います。ただし「おぞい」という言葉はほかの地方の方言では、「良くない」「お粗末」と言った意味があるため、「おぞい」という言葉を使う時は、埼玉の人にだけ使うようにしましょう。

新田義興を慰めた神社『愛宕神社』

入間市豊岡にある神社が『愛宕神社（あたごじんじゃ）』です。御祭神は天照皇大神、別雷神、火産霊神、新田義興公です。創建年代等は不詳ですが、武蔵野の開発とともに、開拓農民の鎮守として天照大神（あまてらすおおみかみ）を祭祀したと伝わっています。また1361に新田義興公の霊を祀っています。矢口の渡しで戦死した、新田義興主従の首実検が、1358年に当地で行なわれてから、この地に災いが相次いだため、霊を慰めるために新田大明神を合祀したと言います。落雷が続き、落雷による火災が民家に及び、さらに疫病も流行したと言いますから、大変な事態だったと考えられます。合祀して以来、災害は起きなかったと言います。江戸時代までは『愛宕権現新田大明神合社』という名前でしたが、明治5年に社名を改めて「愛宕神社」になっています。境内には深い緑とざわめく風、そして奥行きがある空間が、「愛宕神社」の厳かな世界をつくりだしています。毎月27日は、骨董市が開かれています。