「館林市高根町」
バッテリー上がり

今日の出動先は群馬県館林市高根町にある70代の男性の依頼人のもとへ。前回の現場は大間々町塩沢で、そこでは日産エルグランドがバッテリーの寿命によりセルモーターがまわらない状態でした。今回は三菱のジープで、原因は自然放電による蓄積電力の減少。依頼内容を確認すると、カーオーディオが使えないとのことで、車に長期間乗られていなかったためにバッテリーの電力が減少してしまったようです。バッテリーは自然放電によっても徐々に電力を失うため、一定期間車に乗らない場合はバッテリーが上がる可能性があります。バッテリー上がりの対処方法として、ブースターケーブルを使用してジャンピングスタートを行うことを決定。ジャンピングスタートは他車から電気をもらい、エンジンをかける手法です。作業員は依頼人に車の適切な使い方や、車を長期間使わない場合の注意点についても説明しました。ブースターケーブルの接続を行い、赤と黒のケーブルを確実に繋げてエンジンをかけました。エンジンが始動した瞬間、依頼人は安堵の表情を見せ、カーオーディオも正常に作動していることを確認しました。エンジンがかかった後、作業員は依頼人に対して、車をしばらく乗らない場合はバッテリーのマイナス端子を外すようアドバイス。普段から車を走らせることができれば、電力を蓄えることができますが、車を使う機会が少ない場合はマイナス端子を外しておくことで電力消費を抑えられます。このアドバイスに依頼人は興味津々で聞き入り、今後の車の取り扱いについて考え直すきっかけとなりました。作業は順調に進み、最終的には15000円の料金がかかり、現金での支払いが行われました。お客様にはバッテリーの自然放電について理解を深めていただき、安全運転を心がけるようにアドバイスしました。