「さくら市上阿久津」
バッテリー上がり

今日の出張先は、前回の氏家新田から少し移動し、30代の男性からのバッテリー上がりの依頼でした。車種はホンダ シビック。おそらくヘッドライトを消し忘れたことが原因で、エンジンが始動しないとのことでした。現地に到着すると、住宅地に停まるホンダ シビックがあり、男性が車の前で不安そうな表情で立っていました。すぐに挨拶をし、症状を確認しました。車内に入ると、確かにエンジンがかからず、セルモーターの音もしない状態でした。ヘッドライトが点灯しており、そのままでエンジンを停止してしまった可能性が高いです。診断の結果、バッテリーが上がっていることが判明しました。ジャンピングスタートを行い、セルモーターが回り、エンジンが無事にかかりました。バッテリー上がりの原因として、ヘッドライトを消し忘れたことをお伝えすると、男性は「ああ、それが原因だったんですね。気をつけます」と頷いてくれました。バッテリーの状態を確認すると、かなり弱っており、寿命を迎えている可能性が高いことが分かりました。男性には、このままガソリンスタンドもしくは修理工場へ行くようにアドバイスしました。バッテリーが弱い状態での走行は、エンジン停止後に再びバッテリーが上がってしまう可能性が高まるためです。男性は了解し、車を運転する前に必ず点検してから出発することを約束してくれました。バッテリーの寿命が迫っていることも伝え、11000円の料金についても理解を示してくれました。バッテリーは2～5年で寿命を迎える消耗品であり、寿命が近づくにつれて性能が低下します。バッテリー上がりの対処としては、充電ではなく交換することが望ましいです。作業が終わった後、今後の予防策として、バッテリーの状態を定期的に点検し、ヘッドライトや電装品の使用後はしっかりと確認してからエンジンを停止することの重要性についてアドバイスしました。男性は「勉強になりました。もっと車に気を使っていきます。」と笑顔で話してくれました。エンジンが安定して動いていることを確認し、作業は無事に終了しました。今回の出張を通じて、ユーザーの生活状況やトラブルの背後にある原因を理解することが、スムーズなサポートにつながることを再確認しました。これからもお客様に安心してカーライフを楽しんでいただけるよう、サービスの向上に努めてまいります。