「飯能市小瀬戸」
バッテリー上がり

本日の出動は埼玉県飯能市小瀬戸に位置する住宅地。ホンダ バモスのバッテリー上がりの依頼が寄せられ、急行いたしました。お客様からは「エンジンがかからない。セルモーターの動きが悪い」との報告があり、原因はワイパーの過剰使用によるものであることがわかりました。前回の出動先でのジャンピングスタートの経験を踏まえ、ジャンプスターターを携行し、スムーズな対応が期待できそうです。到着すると、60代と見られる男性が車の前で手を振り、焦った表情でこちらを待っていました。挨拶を交わし、詳しいトラブルの状況を尋ねると、ワイパーの使用が原因でバッテリーが上がり、エンジンが始動しなくなったとのこと。車のフロントに立ち、バッテリーの状態を確認します。セルモーターの動きが不安定で、確かにバッテリーが弱っている様子が見受けられました。ジャンプスターターを用意し、男性には安全な場所で待機してもらいました。バッテリーのプラス端子とマイナス端子にジャンプスターターを接続し、しばらく待機してからエンジンを始動させました。セルモーターが頑強に回り、エンジンがスムーズにかかりました。男性はワイパーの使用がこんなに大きな影響を与えるとは知らなかったようで、その理由について説明しました。ワイパーの動作にはバッテリーからの電力が必要で、長時間連続して使用するとバッテリーへの負担がかかります。今回のようにバッテリーが弱っている状態でワイパーを使用すると、エンジンが始動しづらくなります。バッテリーがかなり劣化しているため、充電だけでは限界があります。男性には、ガソリンスタンドや修理工場でバッテリーの交換を検討するようにアドバイスしました。バッテリーの寿命は2～5年程度であり、定期的な点検やメンテナンスが必要です。また、バッテリー上がりを繰り返すと寿命が早まる可能性もあるため、今後は電装品の使用に気を付けるようお伝えしました。男性は初めての経験で戸惑いながらも、作業員の説明を理解し、今後の車の扱いに気をつける決意を示してくれました。最終的には、安全な場所で車を停め、ガソリンスタンドや修理工場にバッテリー交換の相談をすることになりました。バッテリー上がり修理センターは、お客様に安心して車をご利用いただくために、トラブル解消だけでなく、予防策やメンテナンスにも力を入れてまいります。今回のトラブルがきっかけで、男性が車の使い方やメンテナンスに注意を払うようになれば、これ以上嬉しいことはありません。引き続き、地域の皆様にお役に立てるよう努めてまいります。