草津市でバッテリー上がりなら3980円～最短30分

飲食店で食事をし、帰ろうとカーナビを起ち上げようとしたら画面が真っ暗になっている、室内灯も薄暗いとご相談いただきました。 このまま走り出したら、途中でエンストするのではとご心配の模様です。 飲食店の場所を確認し、急行させていただきました。 飲食店の店長さんに事情をご説明して、駐車場内で作業させていただきたい旨をお伝えするとご快諾いただけました。 飲食店様によっては駐車場台数に限りがあり、回転率を落としてしまうこともあるので、配慮は欠かせません。 まだ、エンジンはかかる状態ですが、電装品の状態を見ると、かなりパワーが落ちています。 原因を探ったところ、バッテリー液の低下が見られました。 UPPER LEVELとLOWER LEVELの間に液線があることが必要ですが、ベストな位置の半分以下まで減少しています。 最近、暑い日が続いていたので化学反応が活発化しすぎ、水分が蒸発してしまった状態です。 バッテリー液は硫酸と精製水を混合したものですが、硫酸は蒸発しないので水が蒸発すると適切な濃度からかけ離れてしまい、電気を適切に送れなくなります。 今回の対応としては、精製水の補充を行わせていただきました。 UPPER LEVELを超えないように入れる必要がありますが、暗くて狭く、なかなか見えにくいのが難点です。 しかも、硫酸が入っているところに補充するので、万が一硫酸が飛散しないよう保護用のゴーグルを着用し、手袋をしての作業となります。 もし、ご自身で行うことがあれば、硫酸で火傷をすることがないよう、十分に気を付けて行ってください。 補充が済んだら、飛び散りがないか確認し、念のため周囲を乾いた布で拭き取りをすれば完了です。

お客様より、軽自動車のバッテリーが上がったかもしれないとお問い合わせいただきました。 走行状況をお伺いしたところ、日常的に利用しているとのことです。 電圧測定をしたところ、電圧がかなり下がっており、充電が十分になされていない状態です。 どのくらい走っているか確認したところ、週に2回ほど近所のスーパーに買い物に出かける程度で、往復でも10分足らずしか走っていないことがわかりました。 車は走行中に充電するので走る距離が短いと、毎日使っていたとしても充電がしっかりなされません。 毎日10分足らずの走行を続けるより、月に一度だけ1時間走ったほうが充電がなされます。 車は使わなすぎても、充電もされず、放電されていくばかりなので気を付けなくてはなりません。 今回のケースは、そもそも充電が足りないので、まずはジャンプスターターで給電を行いました。 バッテリー自体には大きな問題はありませんでしたので、お客様にはこれからは、月に一度でもいいので、ドライブに出かけるなり、少し離れた場所にある大型商業施設などに買い物に行ってみてはどうかとアドバイスさせていただきました。 車を長く使うには、大事にしがちなのですが、過保護にしすぎてもバッテリーが働けなくなります。 人間も運動不足になると、ぐうたらになって怠けがちになるのと同じで、バッテリーも車を定期的にしっかり走らせてあげないとパワー不足になります。 車も筋トレが必要ということで、これからは少しは負荷をかけるつもりで、走っていただくようにご案内しました。 お客様からは、知らなかった知識が得られて勉強になった、これからはなるべくたくさん走れる日を設けたいと前向きなご返事をいただきました。

夜21時頃のご依頼でした。 帰宅して駐車した状態で書類を確認しようと、室内灯をつけたところ、やけに暗いと言います。 もしかしたらバッテリーがおかしいかもしれない、明日は朝早くに出発しなくてはならず、もしエンジンがかからかったら大変だから見に来てほしいとご依頼をいただきました。 さっそく、お伺いし点検させていただいたところ、バッテリーが劣化し、交換が必要な状態です。 お客様は購入して2年半ほどで、まだ1回目の車検も迎えていないのにと怪訝なご様子です。 お客様にはアイドリングストップ車であるため、バッテリーの寿命が2～3年と早くきてしまうことをご説明させていただきました。 アイドリングストップ車は、停車時にはエンジンを停止させる環境に優しい車です。 ですが、停車中はバッテリーが充電されないうえ、オンとオフをしばしば繰り返すので負荷がかかりやすいです。 しかも、お客様の車両には充電制御システムが搭載されていました。 バッテリーの容量が一定値以下にならないと充電しないシステムです。 オルタネーターを常時稼働させないので、エンジンへの負荷を減少させます。 一方、バッテリーへの充電時間が限られてしまうため、車を駆動させるために急速充電しなくてはなりません。 バッテリーの容量が常に激しく増減し、バッテリーに負荷をかけ、寿命をすり減らしてしまうのです。 そのため、バッテリー交換の時期が一般的な車より早くなります。 夜間の作業であったため、ライトをつけながらの作業となり、少し手間取りましたが60分ほどで完了しました。 エンジンがかかること、室内灯をはじめ、電装設備類が正常に戻っていることを確認していただき、作業は終了です。 お客様はアイドリングストップ車は環境に優しくても、バッテリーとお財布には優しくないねと苦笑いされていました。

電気自動車をご利用のお客様からご相談をいただきました。 自宅にも充電設備があり、太陽光発電の余剰電力で充電して蓄電池代わりに利用しているとのことです。 電気は満杯なのに、久しぶりに走ろうとしたらエンジンがかからないとのことでした。 この点、電気自動車はすべて充電した電気で動くと思われがちですが、EVシステムを稼働させるためにバッテリーが搭載されています。 そのため、バッテリーの充電が切れてしまうと、いくら充電をしても動きません。 電気自動車の電気は、ガソリン車でいうガソリンと同じ位置づけです。 ガソリン車もガソリンが満タンでも、バッテリーが切れるとエンジンがかからず、走れないのと同じ原理です。 お客様はEV充電設備がまだ普及していないので、あまり遠出をされず、最近はもっぱら自宅の蓄電池代わりに使っていたとのことでした。 走らないとバッテリーが充電されないので、バッテリーが上がってしまったようです。 バッテリーそのものはまだ寿命ではありませんでしたので、交換の必要はありません。 電気自動車でもバッテリーの復旧はジャンピングスタートで対応できます。 ただし、大型トラックなどと同じ24Vバッテリーが搭載されていましたので、普通車や軽自動車での救援はできません。 私どもでは常に対応するジャンプスターターを携行していますので、心配はありません。 無事に給電ができ、エンジンもかかりました。 蓄電池として使うほか、週に1回程度は1時間ほど走っていただくことでバッテリーも充電できます。 1時間ほどの走行なら、途中にEV充電設備がなくても、電気切れになることはないと思いますので、ぜひ定期的に運転されることをおすすめします。