中野区でバッテリー上がりなら3980円～最短30分

中野区の特徴

中野区は東京23区の西部に位置し、新宿区や渋谷区、杉並区や豊島区、練馬区と隣接しています。人口は約34万人で、区の木はシイ、区の花はツツジです。市域は武蔵野台地に広がり、神田川や善福寺川などが流れています。1400年ころに「中野長者」こと鈴木九郎が中野の地を開拓します。江戸時代には、青梅街道が開かれて、馬継場が置かれ栄えました。1889年には甲武鉄道が開通し『中野駅』が設置されます。1932年に中野町と野方町の区域をもって中野区となります。区内全域にわたり、住宅が密集して広がっていて、特に賃貸物件が多く、人口の流動性が高くなっています。都心に近く、利便性が高いわりに、家賃が安い物件が多く、またアニメやフィギアなどのサブカルチャーの発信地であることから、若者が多く住む街です。『中野ブロードウェイ』や『中野サンモール商店街』など、商業地が「中野駅」周辺に立地し、周囲を飲食店が取り囲むように集積しているため、大きな繁華街となっています。

8段のジャンボソフトクリーム！『中野のソフトクリーム』！

中野区のご当地スイーツとして知名度が高いのが『ソフトクリーム』です。『中野駅』北口の目の前には、中野区民が愛する『中野サンモール商店街』があります。その先には同様に愛されている『中野ブロードウェイ』があり、このビルは古書店『まんだらけ』を擁する、都内のサブカルチャーの発信地となっています。「中野ブロードウェイ」のビルの地下には、『デイリーチコ』というソフトクリーム店があります。1966年に「中野ブロードウェイ」が開業したのと同時に開店したという、50年以上の歴史を誇る老舗となっています。「デイリーチコ」の名物は「特大ソフトクリーム」です。クリームのみの高さがおよそ30センチ、コーンを含めると40センチにもなり、重量が約700グラムというビッグサイズソフトクリームです。8段のソフトクリームで、フレーバーはバニラ・チョコ・ストロベリー・カフェオレ・バナナ・ブドウ・抹茶・ラムネと8種類あり、一度にたくさんの味のソフトクリームを味わうことができます。見事に巻かれたソフトクリームが提供されますが、上手に巻けるようになるまで3か月以上の修行が必要だと言います。

コンサートや結婚式場で人気！『中野サンプラザ』！

中野区の『中野駅』から目と鼻の先にある、ランドマーク的な存在が『中野サンプラザ』です。雇用促進事業団が、勤労者向けの福祉施設として建設し、1973年に正式名称『全国勤労青少年会館』として開業しました。その後、営利を見込める施設として、民間への譲渡が求められ、2004年に中野区と地元の金融機関や企業が出資した会社『株式会社まちづくり中野２１』に売却されました。運営は同時に設立された『株式会社中野サンプラザ』が行うことになり、2004年の12月から運営が始まりました。こうして「中野サンプラザ」は文化複合施設としてホテルや結婚式場の運営や、カルチャーセンターの開催、スポーツ施設の運営をしながら、コンサート会場や大規模イベントホールとして活動しています。2222席あるコンサートホールは、都内のコンサート会場として人気があり、これからブレイクする歌手やバンドが力試しをするようなステージになっています。優良ホール100選にも選ばれています。

中野長者・鈴木九郎が創建したお寺！『成願寺』

中野区本町にある曹洞宗のお寺が『成願寺（じょうがんじ）』です。ご本尊は鎌倉時代の釈迦牟尼佛如来像です。開基である鈴木九郎は、和歌山県の紀州出身で、室町時代に中野区にやってきます。開拓や放牧を初めて大変な財産を築いたため「中野長者」と呼ばれ、このあたりに邸宅を建てて暮らしていました。鈴木九郎の一人娘が18歳で亡くなると、九郎は深く悲しみます。これを機に仏門に入ると決めて、神奈川県の小田原にある『大雄山最乗寺』の、春屋宗能の教えを受け、名を正蓮と改めました。1438年に僧侶となり、邸宅を寺院としたのが「成願寺」の始まりとされています。『正観寺』という娘の戒名をとったお寺としてスタートしましたが、江戸時代に現在の「成願寺」となっています。幕末の一時期には新選組の近藤勇とその家族が、身を寄せていたと言われています。現在は隣接する幼稚園を運営しています。丸の内線・大江戸線『中野坂上駅』から徒歩3分で訪れることができます。