豊中市でバッテリー上がりなら3980円～最短30分

豊中市の特徴

豊中市は大阪府の中央部に位置する市で、大阪市、吹田市、池田市、箕面市、また兵庫県尼崎市、伊丹市と隣接しています。人口は約40万人で、市の木はキンモクセイ、市の花はバラです。市域の北部は千里丘陵に面していて、南部は大阪平野に広がっています。684年に天武天皇が現在の『原田神社』で勅祭を行ったとされています。平安時代には「椋橋荘」、「原田荘」などの荘園ができ、その後、藤原氏の領地となります。『応仁の乱』が起こると、豊中市内も戦乱の坩堝となります。戦国時代には武将たちが城を築きますが、すぐに姿を消していきます。江戸時代には青木氏による「麻田藩」や、「飯野藩」、「岡部藩」、さらに天領や久家領などが入り組みます。1936年に豊能郡豊中町・麻田村・桜井谷村・熊野田村が合併し、市制施行して「豊中市」が発足します。「豊中」という市名は「豊中郡の中央に位置する」ことに由来します。市内には阪急電鉄宝塚線、神戸線、箕面線、また北大阪急行電鉄南北線、大阪モノレール本線が通っており、『豊中駅』と『千里中央駅』が市の中心駅となっています。

マチカネワニがモチーフの市のキャラクター！『マチカネくん』！

豊中市のキャラクターは『マチカネくん』と言います。豊中市都市活力部魅力創造課に所属していて、豊中市の魅力発信とPRのために、イベント出演などを積極的に行っています。『とよなか大好き！！マチカネくん』でおなじみの「マチカネくん体操」もすっかり有名になっています。「マチカネくん」の仕事の一つがブログを書くことです。興味がある方は『マチカネくんのとよなか草子』を読んでみましょう。「マチカネくん」はワニのキャラクターですが、約45年前に豊中市に生息していたとされる『マチカネワニ』をモデルにしています。男の子で、誕生日は市制施行日の10月15日です。身長は約8mあります。「マチカネくん」のグッズも発売されています。それが『白球もなか』です。豊中市は「高校野球発祥の地」としても有名です。それにちなんだ商品で、もなかの皮に「マチカネくん」のイラストをあしらった可愛いもなかに仕上がっています。十勝産大納言と柚子あんの2種類の味があります。『富貴屋』で購入することができます。

「ちゃう」の意味は？大阪の方言！

豊中市のある大阪に伝わってる「大阪弁」を覚えると、大阪に遊びに行くのがずっと楽しくなるはずです。覚えておきたい大阪弁として、「ちゃう」があります。「ちゃう」には「違う」という意味があり、何かに対して違うと感じた時に使える言葉です。例えばホテルに荷物を預けたとき、「あなたの持ち物は、これですか？」とバッグを指さされたとき、違う場合は「ちゃう」と言ってみましょう。「違います」というと冷たい感じがしますが、「ちゃう」とか「ちゃうちゃう」と言えば、楽しい感じになります。また大阪の素敵な異性と出会った時、「素敵だから彼氏（彼女）がいるよね」と言われるかもしれません。「違う」と答えたい時は、「ちゃうちゃう、彼氏（彼女）なんていないよ」と答えてみましょう。また「あかん」という大阪弁も覚えておきましょう。「だめ」「よくない」という意味があります。自分の本意でないことをされそうになった時、「あめ」とか「よくないことです」などと言いにくいと思います。このような時は「あかん」と言うと、場の空気を壊さずに済むため、言いやすいのではないでしょうか。

足の神様として大阪で有名な神社！『服部天神宮』

豊中市服部元町に鎮座する神社が『服部天神宮（はっとりてんじんぐう）』です。少彦名命（すくなびこのまのみこと）と菅原道真を主祭神として祀っています。創建の時期は分かっていないものの、帰化人の集団である秦氏が、5世紀に織部司に任じられ、この地を本拠地としたとき、少彦名命を祀ったのが始まりとされています。このころは、小さな祠だったと言います。また麻羅宿禰がこの地を本拠地としたというケースも考えられ、この場合、祖神が少彦名命だとする説もあります。901年に菅原道真が左遷されて太宰府に赴く途中、この地で持病の脚気に襲われ動けなくなったと言います。そこで路傍の祠と、かつてこの地に葬られた藤原魚名を祀る五輪塔に平癒を記念すると、たちまち健康を取り戻したと言います。この故事にちなみ、「服部天神宮」は「足の神様」として崇敬を受けるようになりました。菅原道真も合祀され、新たに堂宇が建立されると、このころから現在の「服部天神宮」と呼ばれるようになりました。